夏の名残からすっかり秋の気配へ。
稲穂も黄金色になってきましたね。
そんな季節に、信州(大町)の酒蔵を訪ねる
”三蔵呑みあるき”というイベントに誘って頂きました。
松本から大町へのアクセスはお酒が目当てのツアーなので
なんと、臨時列車”三蔵ほろ酔い号”が増発!
看板もついています。
貸切臨時列車が出るなんて、JRもかわいい~
列車の中では蔵元の方から地図や案内も頂いてすっかりイベント気分です。
駅についたら三蔵呑みあるきロゴが入った利き酒お猪口を頂いて、
さっそく商店街にある蔵を尋ねます。
今回、たずねたのはこちらの三蔵。
市野屋商店(銘柄・金蘭黒部)、
薄井商店(銘柄・白馬錦・白馬正宗)
北安醸造(銘柄・北安大国・暁雲)
杉玉や樽を見ると、ワクワク感倍増!
駅から1kmほどの間にこんなに蔵元さんがあります。
大町に行く車窓からは広がる稲穂の波、
町を歩けばば足元にはふんだんに流れる山からの水。
お酒造りにぴったりの環境なんですね!
三蔵のお味の違い?・・・私は日本酒はまだまだ勉強不足なので
上手く表現できないのですが、それぞれのところでお水や寝かせ方の違いなど
説明を聞いて飲んでみると、ほぉーっと、数倍美味しく感じました。
(ほんと、まだまだ・・・)
お酒に加えて出してくださるお漬け物。
この日本酒とお漬物の組合せはエンドレス・・・。
商店街を挙げてのイベントで途中にお口直しの”やわらぎ水”や
お味噌屋さんがお味噌汁、お米屋さんがおにぎりなど用意してくださっていました。
このゴマ塩おにぎりにおいしかったこと!
あいにくの雨の中、ほろ酔いで歩いている私たち。
好きですね・・・と自分でも思いましたが、
みなさんで歓待してくださっているのが伝わってきてなんとも心温まるイベントでした。
こうして作り手を尋ねてお話をすると、そのものに愛着と興味が湧いてきますね。
(それはお酒に限らず、器も!)
そうして、少しずつ自分のお気に入りを増やしていきたいものです。