先日はお茶会のお手伝いにいってきました。
春の茶会ということで、お干菓子がこんなに可愛いらしい櫻とつくしでした。
これだけで気持ちが明るくなりますね
今回のお茶会でのお役目は「半東」という進行役のようなもの。
お道具の説明や場を和ます会話、スムーズに進むように亭主のお手伝い。など
道具のお勉強などは好きなので苦にはなりませんが、
勉強と準備をどれだけしても、し足りません
そして正座の苦手な私、足がもつかしら・・・
着物もきちんと着れるかしら・・・
と
この日が終わるまで数ヶ月間ずっと心の隅に不安と焦りを抱えていました。
いざ会を終えると大きな失敗もなく役目が終わったのですが、
やっぱり思うのは
、「人をもてなす」ことの奥深さ&難しさ。
もちろん完璧でなくても心が伝わって喜んで頂ければいいと思うのですが、
「良かれ」と思ってしたことが、全ての方にとって良いというわけでもなく、
落ち込むことも・・・
いらっしゃるお客様はそれぞれ個性の違う方。
その方が欲しているものを汲み取っておもてなしをする。
これはやっぱりマニュアルにできるような正解があるものではないですものね。
それでも、
完璧なマニュアルはなくても、ちょっとしたポイントやコツはあるもの。
経験を積んで、自分の中にその引き出しを増やして行きたいですね。
経験やセンス、自分磨きの道もこれまた遠い道のりです。
それにしても、お茶会のお菓子を「どれにしようかしら・・・」なんて
みんなであれこれ考えたりするのは、とってもとっても楽しい時間でした。