以前、実家で発見した古い帯。
なんでも、祖母がお嫁入りする時に大叔母への贈り物として
(ややこしいかしら?)刺繍した帯とのこと。
シックなイメージの祖母が、こんなに鮮やかで大胆な色使いをしていたことに驚き、
また今の私には到底できない手のかかった刺繍を残したくて
トマアズさんにお願いしてバックに仕立てて頂きました。
シノワズリのような雰囲気はパーティーバックにぴったり!と
最初からイメージは固まっていたのですが、
打ち合わせでイメージをお伝えし、出来上がったバッグは、
期待以上のもの!
この帯の持つ良さを最大限に引き出してくださいました。
持ち手はチェーンと共布を換えることができ、
内側に鍵をつなぐリードも付けて頂いて・・・と
美しさと機能が両立するところがやはりオーダーメイドの良いところです。
嬉しくて、さっそくお食事に行くときに使ってみると、
挿し色としてどんな色とも相性が良く、柔らかな素材のスカートはもちろん、
デニムに合わせるとカジュアルさに格を上げてくれて・・・と、
お利口さんです
古いものに新しい息を吹き込み、また輝いてくれる帯バッグ。
しばらくその魅力にはまりそうです。
素敵な手仕事をしてくださった
トマアズさん、ありがとうございました!
そして約70年もの間、大切にこの帯を持ち続けてくれていた
大叔母に感謝です。
blogは読むことができないでしょうから、
この写真をハガキにして感謝のお手紙を書くことにしましょう。