また時間は矢の如く過ぎ去り、
4月始めのできごととなりますが・・・
アトリエ・コントン/サトコ先生主催の
チャリティーレッスンに参加させて頂きました。
先生のお知り合いでいらっしゃる
ウィーン在住のコーヒーソムリエ
Yoshieさんによるレッスンです。
今ではウィーンでも見かける事が少なくなったという、
貴重なコーヒーを入れる道具、上の写真のKarlsbaderkanne(
カールスバーダーカネ)を紹介してくださいました。
始めて目にするKarlsbaderkanneは、大きいポットが小さいポットを
頭に乗せたようで、ちょっとユーモラスで可愛らしい。
Yoshie さんが焙煎、手で豆を挽いて淹れてくださった
貴重な最初の一杯はこちら。
小さいな一杯のコーヒー。
でも、そこには気持ちも、その国の歴史も文化も全て詰まっている
ものなのですね。
そんな事をつらつらと思いつつ、心は華やかなウィーンへと飛び、
コーヒーをありがたく頂きました。
ポットの紹介に始まり、コーヒー豆を換えてのテイスティング、
繊細なウィーン文化薫るコーヒーカップ、
貴重なチョコレートとYoshieさんから伺うお話はどれも
新鮮で興味深くて、あっという間の数時間でした。
◇
ウェルカムドリンクは可憐なスミレの砂糖漬けを使った一杯、
デザートもsatoko先生お手製のケーキにスミレの花。
ヨーロッパの春の香りがいっぱいでした。
◇
はるばる日本まで、
焙煎機や貴重なお土産と大量のお荷物をかかえ、
フライトの変更など大変なご苦労の末、レッスンをしてくださった
Yoshieさんと、
このような形で被災地への支援に参加する機会を作ってくださった
Satoko先生に、遅ればせながら心から感謝したいと思います。
本当に、ありがとうございました。
2回のイベントで、Yoshie先生、いったいどれだけのコーヒー豆を
挽かれたことでしょう。
本当におつかれさまでした。
ウィーンのカフェでゆっくり、お休みくださいね。