ほとんど身寄りのない信州ですが、若かりしころ勤めていた会社の先輩が
ガラス作家さんとなられて、安曇野に住んでいらっしゃいます。
さっそく先日、お訪ねしてみました。
松本から車で30分少し。
山の麓に佇む工房は
小口硝子工房さんの小口宗之さんと綾さんです。
モダンな雰囲気が漂う工房の中におじゃますると、
作業場とギャラリースペースもあり、
ガラスの作品を眺めながらまったりお話を聞いたり。
工房でもガラスの作品がそばにあると、気分が和らぎます。
昔から綾さんは「透明感のある方」という印象が私の中にあって、
やはり作品に触れてその透明感が感じられたのが
なんだか嬉しかったです。
ガラスを吹いて作る作業を初めて目にしたのですが
どんどん形を変えていくのが不思議。
あんなに透明なのに、ものすごく温度が高くて手を触れることができないのも不思議。
生き物の様でした。
実は、工房におじゃまする前に松本の”ぎゃるり灰月”さんで
とても気に入って買ったこちらのピッチャー、なんと小口綾さんの
作品で、嬉しいびっくりでした。
毎朝、ミルクを入れるピッチャーとして使っているのですが
注ぎ口の切れ具合がとても良くて毎朝、「今日もミルクがこぼれなかった!」と
小さく喜んでいます。
ご主人の宗之さんの作品はアーティスティックでとても印象的です。
光を受けてとても綺麗です。
酒器を多く作っていらっしゃって、大きさも男性的なので、
これは我が家の主人に似合いそう。
実は、最初にご一緒してくださったのが、こちらも同じ時期に会社にいらして
安曇野に移住していらっしゃるご夫婦。
大阪で同じオフィスでお仕事していた3人が、
それぞれの事情、それぞれのタイミングで信州に来て
3人で再会、昔話をしているなんて、とても素敵なご縁でありがたく思っています。
そして、2回目のご一緒したのはLeafサロンのリーフさん。
8月1日にオープンされる
Maison de Leaf さんで
小口さんの作品にお目にかかることができそうです。
ぜひ、浜松のみなさんも素敵な小口硝子工房さんの
ガラスを手にとってみてくださいね!
(私の写真では作品の魅力をお伝えできず、残念なので)
こちらも素敵なご縁になりますように・・・!