行ってきました
全国チーズ好きの憧れ?松本市奈川にある
清水牧場さんです。
今回チーズのお教室主催のチーズ工房ツアーがあり、
ご一緒してきました。
牧場はとても山深い所にあって、「クマ出没」なんて立て札もあるぐらいですが、
牛や羊達のいる牧場はとても気持ちよさそう!
標高1500mのここはまさに日本のアルプス
(実は、いっしょうけんめい写真を撮って確認せずにいたらWhiteバランスを間違えてこんな青い幻想的?な
写真に・・・数枚はお許し下さい。)
柵もなく、つながれることもなく牛や羊が思い思いに草を食んでいます。
私たちの方が、おじゃまします・・・と牧場に入り、あいにくの曇空でしたが
さっそく清水牧場さんのチーズと先生が用意してくださったシャンパンで乾杯!
牛達もストレスが少ないからでしょうか。
とっても人懐っこく「遊んで・・・」と近づいてきたり
後をついてきたり、撫でたら毛が柔らかくてすごく可愛い。
主人は牛さんに好かれたのか「遊んで」と言われているご様子。
この牛が出してくれるミルクで美味しいチーズができるのね・・・と
頂くのもとてもありがたくなります。
チーズをたっぷり頂いた牧場ピクニックの後には工房に戻り
ご主人のお話を伺いました。
ほんとうにご苦労を重ねていらしたチーズ作り。
牛への愛情が溢れんばかりでお話が聴けてよかったです。
印象的なのは、牛舎に繋がれていた最初の頃は牛も異常出産などが
多かったそうですが、この場所に移ってからは牛が健康で特に人が
手助けをすることもなく、「あれっ、生まれてる」という感じで子牛が
元気に生まれるそうです。
いいチーズを造るにはいい環境が必要なんですね。
いつもは山のチーズというのを頂いていてこちらも美味しいのですが、
森のチーズというウォッシュタイプ、新鮮な牛乳はとても甘味があって
しかも後味がすっきりしていて、美味!
清水牧場さんと、もうひとつ尋ねたのは白馬の
”風の谷ファーム”ロバートさんの所へ。
ロバートさんは夏場の白馬岩岳スキー場で山羊を放牧し、
チーズを造っていらっしゃいます。
(山羊はお散歩中で遠目にしか会えませんでした・・・。)
せっかく日本で、ここで造っているのだからとフレッシュなシェーブルがたくさん!
ほんとうにキメ細かくフレッシュで臭みのない美味しいチーズでした。
まだチーズを造り始めて2年ほどということで、今のチーズが完成形ではないとのこと。
これから研究を重ねられてさらに美味しいチーズになっていくのかと思うと
とても楽しみです。
山羊の放牧の姿が夏の白馬の風物詩になる日がやってくるかもしれませんね・・・!
チーズはやはり自然があって、牛や山羊、羊が居るという恵があってできるもの。
当たり前だけれどそんなことを実感できたありがたく美味しい一日でした
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10月31日(土)maison de leafさん オープニングイベント、チーズレッスン開催です!
(詳しくは
コチラで)
次の日、ロバートさんのチーズで作ったsalade de chèvre chaud(温かい山羊のチーズのサラダ)。
フランスではよくみかけるmenuで、これが大好きでした。
フレッシュのシェーブルを焼くと、ほわほわになってほんとうに美味しい!